東北太平洋沖地震


被災状況をテレビで見るのが辛い。
親を亡くした子供、目の前で自分の奥さんが流されてしまった人、自分の娘が流されてしまった人、そんな辛い状況がどこにあるだろうか。見ていられないぐらいに悲しい。

今回は、東京にいながら、その恐怖を感じたせいか、その悲しさがものすごく大きい。
今回もある意味では、僕が感じられることは人ごとレベルでしかないのだろう。
結局東京ではその悲惨さはわからないかもしれない。それでも今まで感じたものよりずっと大きな感情的な動きがある。

一人でも多くの人が助かってほしいと思う。

こういうことを目の当たりにすると、僕たちが普段考えている幸せや、生きていく上で大切なことが何なのかということを考えさせられる。
人が、その人の一生を豊かに、幸せに生きていくと言うことと、自分が今毎日の生活の中で行っていることの間に大きな忘れ去られた空間が広がっているのではないだろうかと感じた。
忘れてしまうのだと思う。

家族とともに、いろんな困難を乗り越えて毎日生きていくこと、生きていけること。それが何より重要なことであり、それがすべてなのだと思った。それ以外のことは、おまけみたいなものなんだ。

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